メッシー・シンドローム~片付けられない症候群
ドイツのゴミ屋敷問題で自助グループが提言する精神疾患「メッシー・シンドローム」の対応策http://mediasabor.jp/2009/01/post_572.html
ドイツ在住ジャーナリスト 高本 美佐子殺人事件が発生するたび、国民の精神が病んでいることを日本のメディアでは良く取り上げているが、ドイツでも最近注目されている精神病がある。名づけてメッシー・シンドローム(Messie-Syndrom)。つまり自宅の掃除や整理ができなくなり、古いものやごみまで集めてしまう精神疾患である。この同概念は実際サイコセラピストの世界では余り使用されていない、メディア用語だ。その語源はアメリカの教育者であるフェルトン氏自身がこの疾患に襲われ、自己解放のために書いた著書のなかで用いたのが最初であるそうだ。症状として現れるのは、物の収集癖であり、物質の価値判断が出来なくなることから、ものが捨てられずにたまっていくのである。ひどくなると本当に足の踏み場がなくなり、辛うじて住居内での移動ができるよう、ごみでトンネルを作ったりする人がいるほどである。マンションの中が食べカスの入ったパッケージや古新聞などの紙で、数メートルの高さにまで覆われるケースも多い。このような整理能力の欠乏は、物質に対してだけではなく、自己の生活プランなどを優先順位に従ってオーガナイズする能力にも影響を与え、効率よく仕事を運ぶことが出来なくなってしまうため、約束の時間に遅れたり、大事な資料の提出さえ出来なくなってしまうのだ。
住居がごみで埋めつくされ悪臭を放ち、足の踏み場もなくなってくると、知人を招くこともできず、益々社会から孤立してしまい、しまいには自ら溜めたごみの下敷きになってしまった老婦さえいたほどだ。勿論、集めるのはごみだけではない。猫を十数匹ほど飼い、餌をやることもできずに、アパートの一角で死なせたままにしていたケースもある。中には電気代を支払うことさえできなくなり、明かりを取ろうと灯したろうそくの火で、集めた紙切れが燃え上がり火事を起こした男性もいた。
但し一般的にTVで報道されるメッシーのように、外観から判断がつく人物は意外と少なく、外での生活は普通に行い、教師や医者のような仕事に就き、周囲から完ぺき主義者と思われているというメッシーが多いようだ。これは一見矛盾しているようであるが、完ぺき主義であるからこそ、完璧な解決法が見つからないと不安になり、それならいっそのこと解決しようとしないことを選択してしまうために、整理整頓をやめてしまうのが原因らしい。実際メッシーになってしまった人は、こうした自らの家庭事情を恥じるため、助けを受けるのが遅れることが多く、隣人等に見つかった頃には、酸素マスク無しでは作業員が中に入れないほどの酷さになっている。
自助グループによれば、解決法としてまずは自身をメッシーであると認知すること。助けを提供してくれる人の援助を受ける心の準備を持つこと、そしてメッシーになるきっかけを与えてしまった原因などを話し合い、トレーナーをつけ所有品に別れを告げて、廃棄する勇気を持つようにすることが第一である。そして精神学の世界でもいまだ認知されていないメッシー・シンドロームについての情報を公にしようと自助グループはドイツ全国で既に2000年初めから活発な行動を起こしてきたようだ。
2009/01/27 メディアサボールより引用
「メッシー・シンドローム」何やら耳慣れない単語ではありますが、物の価値判断が出来なくなることから、ものが捨てられずにたまっていく傾向にある方々達のことを総称する言葉らしい。いわゆる『ゴミ屋敷』の住人のことである。
私の感覚では物が捨てられない方には性格が優しく寂しがりの方が多いように感じます。
モノに愛着を感じて捨てられないでいるうちに、モノが増えていき、そのうちモノの価値基準が狂っていき、部屋がモノで溢れる。元来は寂しがりやで、人にかまって欲しいのだが、部屋に人は人を呼べずに徐々に孤立していく。
病気と呼べるものなのかどうかはわかりませんが、そのプロセスは病気そのもの。
ゴミ屋敷は地域社会で積極的に解決していきたいものですね。
その昔、テレビ番組にてタレントのふかわりょうがゴミ屋敷の主と対決してゴミ屋敷を片付けるという企画をやっていましたが、まさにあの方がメッシーです。
言われてみれば、ふかわに好意的になったり、急に怒り出したりとココロの振れ幅が激しくメッシーの一端を垣間見たような気がします。
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